
今回観察したハリサウルス頭骨で、特に印象的だったのが頭頂部の大きな開口部です。
これはモササウルス類に見られる**頭頂孔(parietal foramen)**で、現生爬虫類の「第三の目」に相当する松果体器官に関連した構造と考えられています。

今回観察したハリサウルス頭骨で、特に印象的だったのが頭頂部の大きな開口部です。
これはモササウルス類に見られる**頭頂孔(parietal foramen)**で、現生爬虫類の「第三の目」に相当する松果体器官に関連した構造と考えられています。

モササウルス(Mosasaur)の歯は、一見すると整然と並んでいるようでいて、よく観察すると大きさや形が完全には揃っていません。
“73.モササウルスの歯は生え変わる|ハリサウルスに見る“再生する捕食装置”(Mosasaur / Halisaurus fossil)” の続きを読む
モササウルス類(Mosasaur)は「鋭い歯を持つ海の捕食者」というイメージが強いですが、
実際には種ごとに歯の形状は大きく異なります。

本標本の顎は、モササウルス(Mosasaur)の中でも、
特にハリサウルス(Halisaurus)に見られるような
細長く、かつ薄い構造が特徴です。
“71.ハリサウルスの捕食戦略|細長い顎が示す機能(Halisaurus / Mosasaur)” の続きを読む
モササウルス類(Mosasaur)の中でも、やや知名度は低いながらも独特な進化を遂げたグループが**ハリサウルス(Halisaurus)**です。
“70.ハリサウルスとは何か|細身の捕食者、その全体像に迫る(Halisaurus)” の続きを読む
モロッコ現地より、母岩(マトリックス)に包まれた**モササウルス化石(Mosasaur fossil)**の写真が届きました。
骨は母岩の中に自然な状態で残されており、
発掘現場の雰囲気をそのまま伝える標本です。

前回に続き、今回は母岩(マトリックス)付きの化石標本をご紹介していきます。
本標本は、モササウルス(Mosasaur)の頭部から尾部までの連続した配列が確認できる、いわば“全身の流れ”を一望できる極めて貴重な化石です。
“67.【最高級】モササウルス(Mosasaur)母岩付き全身化石|極めて希少な一体標本” の続きを読む
化石には大きく分けて
👉 母岩入り(マトリックス付き)標本
👉 クリーニング・組み立て済み(展示用)標本
という2つのタイプが存在します。
“66.母岩入り化石と展示用化石の違い|研究者とコレクターで異なる価値基準(Fossil Matrix vs Mounted Fossil)” の続きを読む